リヴァプールに所属するスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクが、自身の加入後初ゴールを振り返った。23日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。


 カラバオ・カップ3回戦が行われ、リヴァプールはホームでサウサンプトンと対戦した。遠藤航が今季の公式戦で初先発した一戦は、43分にイサクの加入後初ゴールでリヴァプールが先制。しかし、遠藤がコーナーキックの処理を誤ったことで76分にサウサンプトンから同点弾を浴びてしまう。それでも85分、フェデリコ・キエーザのアシストからウーゴ・エキティケが決勝弾をマーク。すでに警告を受けていたエキティケは得点後にシャツを脱いだことで退場となったが、数的不利のリヴァプールが2-1で勝利し、4回戦進出を決めた。なお、サウサンプトンに所属する松木玖生に出番は訪れなかった。

 今夏の移籍市場でニューカッスルから加入したイサクは、新天地3試合目の出場でリヴァプール初得点をゲット。試合後のインタビューに応じた同選手は、「最高の気分だ。ここで初ゴールを決めて、さらに勝利もできて本当に良かった。素晴らしい夜になった」と喜びを口にしている。

 一方で、「もっと早く決めるべき場面もあったが、それもストライカーの一部。外すこともあれば決めることもある」ともコメント。
続けて、「一番大事なのは気持ちを切り替えて、次に備えることだ。自分を信じているし、チャンスが来れば必ず決められると思っている」と自信を語った。

 また、リヴァプールへの移籍直前には、関係が崩れたニューカッスルから離れて個人トレーニングを行っていたイサク。現在の状態については、「調子は良い。試合を重ねるごとにフィットネスが上がっていくし、コンディションも整っていく」と述べつつ、「一概には言えないが、体力的な部分とサッカーのリズムの両方がある。今はいい感覚だし、チームに違いをもたらせる状態にあると思う」と見解を明かしている。

【動画】得点後にシャツを脱いで退場となるエキティケ




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