カラバオ・カップ3回戦が23日に行われ、リヴァプールはサウサンプトン(2部)と対戦。43分にアレクサンデル・イサクが加入後初ゴールとなる先制点を決めると、76分には遠藤航のクリアミスから同点弾を許したが、85分にエキティケが勝ち越しゴールを挙げ、2-1で勝利を収めた。
しかし、注目が集まっているのはエキティケが決勝点を決めた後の行動で、すでにイエローカードをもらっていたエキティケだが、得点直後にすぐさまユニフォームを脱いで観客に向けて自身の背番号を誇示。これにより、再びイエローカードが提示され、思わぬ形でリヴァプールは残り時間を10人で戦うことを余儀なくされていた。
逃げ切りに成功した試合後、アルネ・スロット監督は「不必要で、愚かだった。最初のイエローカードも不必要だった」とエキティケの行動を指摘し、「もし、私がこんなゴールを決めていたら、振り返ってフェデリコ・キエーザのところに歩み寄って『このゴールは君のおかげだ』などと言っていただろう。無駄だったと思うし、賢明ではなかった。愚かだったよ」と苦言を呈されていた。
そんななか、エキティケは自身の公式インスタグラムのストーリーズを更新し、「今夜、僕自身初めてのカラバオ・カップの試合でホームでチームを勝利に導くことができ、とても興奮した。今夜は感情に支配されてしまった。レッズファミリーの皆に謝罪する。いつも応援してくれるファンと、この勝利を掴んでくれたチームメイトに感謝したい」と謝罪を綴った。
今夏にフランクフルトからリヴァプールに加入した現在23歳のエキティケはここまで公式戦8試合出場で5ゴール1アシストを記録しているものの、この退場によって27日に行われるプレミアリーグ第6節のクリスタル・パレス戦は出場停止で欠場することとなった。
【ハイライト動画】リヴァプールvsサウサンプトン