ブライトンがイングランドのリーグカップ史上初の快挙を成し遂げた。

 カラバオカップ3回戦が現地時間23日に行われ、ブライトンはEFLリーグ1(イングランド3部リーグ)所属のバーンズリーと対戦した。
開始早々の9分にディエゴ・ゴメスが先制点を挙げると、その後も得点を重ね、68分までに1人で4ゴールをマーク。ハリー・ハウエルとヤシン・アヤリもネットを揺らし、6-0の大勝で4回戦へ駒を進めた。日本代表FW三笘薫はベンチ入りしたものの、出番は訪れなかった。

 チャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)所属のオックスフォードと対戦した2回戦に続き、再び6-0という衝撃的なスコアで勝利したブライトン。データサイト『Opta』によると、イングランドのリーグカップにおいて、2試合連続で6点差以上をつけて勝利したのは今シーズンのブライトンが史上初だという。

 また、衝撃的な4ゴールで大勝の立役者となったD・ゴメスだが、リーグカップのアウェイ戦において1人の選手が4ゴール以上を決めたのは2007年以来約18年ぶりの記録とのこと。当時はアーセナルに所属していた元ブラジル代表MFジュリオ・バチスタ氏がリヴァプールの本拠地『アンフィールド』で4ゴールを叩き込み、6-3の勝利に大きく貢献した。

 ブライトンを率いるファビアン・ヒュルツェラー監督は試合後、イギリスメディア『BBC』を通じて殊勲のD・ゴメスについて「彼が信じられないほどのシュート力を持っていることは以前から分かっていたが、今日はピッチでそれを証明してくれた。彼はいつも練習しているし、とても嬉しいよ。努力を続け、向上し、スキルを磨いている。毎日それを実践しているので、私は彼の活躍を心から嬉しく思っている」とコメントした。


【ハイライト動画】ディエゴ・ゴメスが衝撃4ゴール! ブライトンは6発大勝

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