アーセナルに所属するイングランド代表MFエベレチ・エゼが移籍後初ゴールを振り返った。24日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。


 カラバオカップ3回戦が24日に行われ、アーセナルはEFLリーグ1(3部リーグ)所属のポート・ヴェイルと対戦した。開始早々の8分にボックス内でマイルズ・ルイス・スケリーのフリックを受けたエゼが、相手DFのタイミングをずらしてゴール右下隅に流し込み先制に成功。その後はなかなか追加点が奪えなかったものの、86分に途中出場のレアンドロ・トロサールが巧みな個人技からネットを揺らし、2-0で4回戦へ駒を進めた。

 今夏にクリスタル・パレスからアーセナルへ活躍の場を移したエゼにとっては嬉しい移籍後初ゴールに。下部組織出身の“新10番”は試合後に「初ゴールを決めて、しかも勝利することができた。次のラウンドに進出することが最重要だったが、僕にとって特別な日になったよ」と喜びを口にしつつ、次のように言葉を続けている。

「ボックス内にスペースを見つけたんだ。あまりボールに触れる時間がないのは分かっていたので、とにかくシュートを打つことだけを考えた。それが一番の目的だった。幸運だったが、その裏には多くの努力がある。今日は良い日になったよ。アウェイの難しい状況でも勝利への道を見つけることが最重要だ。
この勝利を次の試合にも生かしたい」

 また、アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督はエゼのパフォーマンスを「非常にコンパクトな中でプレーしていた。スペースを見つけるのは容易ではないが、彼はボールを扱う能力が非常に高い」と称賛。その上で「タイミングや自分がすべきことを理解するにはもう少し時間が必要だ。そうすれば一貫性のあるプレーができるし、チームにとってより良いものになるだろう。全体的に非常に良いプレーだったが、まだ改善の余地があると思う」とさらなる適応への期待を語った。


【ハイライト動画】エゼが移籍後初ゴール! アーセナルがカラバオ杯4回戦へ

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