昨夏にユヴェントスからリヴァプールに加入したキエーザだったが、昨季は負傷の影響もあり出遅れると、先発出場はわずか3試合だけにとどまるなど、公式戦14試合出場で2ゴール2アシストという期待外れのパフォーマンスに終わった。
今夏の移籍の可能性がささやかれていた中で残留を果たすと、今季はプレミアリーグ開幕節で途中出場から勝ち越しゴールを決めるなど、印象的な活躍を見せたが、人数制限もありCL・リーグフェーズの登録メンバーからは外れたことも話題となった。
そんなキエーザだが、同僚のU-19イタリア代表DFジョヴァンニ・レオーニが左ひざの前十字じん帯を損傷し、長期離脱が見込まれていることから、急遽CLの登録メンバーに含まれる可能性が浮上しているという。
UEFA(欧州サッカー連盟)の新ルールで今季はリーグフェーズ第6節までの期間内に、選手に負傷や病気などによるアクシデントが発生した場合、1名のメンバー変更を認めており、これによってレオーニに代わってキエーザが登録されると見られている。なお、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏もレオーニの負傷を受け、キエーザがCLメンバーに登録される見込みであることを伝えている。
23日に行われたカラバオ・カップ3回戦のサウサンプトン(2部)戦で2アシストを記録して2-1での勝利に大きく貢献した試合後、キエーザは「この大会(カラバオ・カップ)には出場できるけど、プレミアリーグでプレーできることをもっと監督に示したい。最初の4試合でチャンスをくれたし、チームに貢献できることは示せたと思う。CLのメンバーには入っていないけど、カラバオ・カップに集中しているよ」と現在の心境を明かしていた。
さらに、「彼は自分が何を考え、なぜそうしたのかを僕に話してくれた。CLのメンバーに選ばれなかったことは残念だった。出場するのがすべての選手の夢だからね。でも、監督には『オーケー。
【ハイライト動画】リヴァプールvsサウサンプトン