ヨーロッパリーグ(EL)・リーグフェーズ第1節が24日に行われ、セルティック(スコットランド)は敵地でツルヴェナ・ズヴェズダ(セルビア)と対戦。55分にケレチ・イヘアナチョが先制点を決めたものの、65分にマルコ・アルナウトヴィッチに同点弾を許し、1-1のドローに終わった。
セルティックに所属する日本代表FW前田大然と同MF旗手怜央はこの試合に先発出場したものの、前田は前半のみのプレーに終わり、旗手は68分までのプレーとなった。
その中でも前田がハーフタイムで交代となったことには注目が集まっており、試合後にその意図について聞かれたロジャーズ監督は「聞いてくれ。ダイゼンは昨年、私たちのために前線で多くプレーをして、ゴールも決め、素晴らしい走りを見せてくれた。しかし、今夜は調子が上がらず、私たちも彼にボールをうまく繋げることができなかった」と語りながら、戦術的な交代であったことを明かした。
「彼は基本的に、背後に走ったり、クロスが入った時にボックスプレーヤーになったりする選手だと思うが、他の選手が試合に関与できるようにボールをキープして私たちの軸になる選手が必要だと思った。ケルズ(イヘアナチョの愛称)のことは隅々まで知っているので、彼が私たちのために貢献してくれると確信していた。そして、彼は後半にそれを証明してくれたと思う」
【ハイライト動画】ツルヴェナ・ズヴェズダvsセルティック