EL予選でレフ・ポズナン(ポーランド)を下し、4シーズンぶりの本大会出場を決めたヘンク。
試合は41分に大きなターニングポイントが訪れる。レンジャーズのモハメド・ディオマンデがハーフウェイライン右で激しくスライディング。スパイクの裏がザカリア・エル・ワディのすねに直撃し、主審はレッドカードを提示する。ホームチームは数的不利の戦いを強いられることになった。
すると前半アディショナルタイム、ヘンクのヤイマール・メディナが味方のスルーパスに反応。左サイドからペナルティエリア内に走り込むと、後方から追うジェームズ・タヴァーニアーに倒されPKを獲得する。しかし、キッカーを務めたオ・ヒョンギュのシュートはGKにストップされてしまう。
そんななか、55分にヘンクが均衡を破る。自陣左サイドからのパスワークで前進し、テンポ良く繋いでレンジャーズのプレスを打開。右サイドでボールを持ったヤルネ・シュトゥッカーズがスルーパスを出し、DFラインとの駆け引きを制したオ・ヒョンギュが抜け出す。
結局、そのまま試合は1-0で終了し、ヘンクが敵地で勝利。伊東と横山に出番は訪れなかった。次節は来月2日に行われ、レンジャーズはアウェイでシュトゥルム・グラーツ(オーストリア)と対戦。ヘンクはホームでフェレンツヴァーロシュ(ハンガリー)と対戦する。
【スコア】
レンジャーズ 0-1 ヘンク
【得点者】
0-1 55分 オ・ヒョンギュ(ヘンク)