ここまで5試合を消化したリーグ戦で4勝1分を記録し、勝ち点「13」の2位につけるバルセロナ。
試合は32分にバルセロナが決定機を作り出す。右サイドでのショートコーナーからプレーが再開され、敵陣中央でボールを受けたマーカス・ラッシュフォードがボックス右角のペドリに展開。ペナルティエリア正面のハフィーニャへと横パスを送ると、マーカーのタイミングを外しながら豪快に左足を振り抜く。だが、グラウンダーのシュートは右ポストに嫌われた。
そんななか、直後の33分にオビエドがスコアを動かす。自陣でのスローインからアルベルト・レイナが前線にボールを蹴り入れ、飛び出してきたバルセロナGKジョアン・ガルシアが対処。しかし、クリアが中途半端になり相手からプレスを受けると、マルク・カサドへのパスがミスとなる。ボールの先で待つレイナがロングシュートを放ち、オビエドが先制点を挙げた。
一方のバルセロナも、56分にゲームを振り出しへと戻す。
すると70分、途中出場のロベルト・レヴァンドフスキが結果を残す。右サイド深くでスローインを獲得し、低い位置でサポートしたフレンキー・デ・ヨングがボールを受ける。ノープレッシャーの状態でアーリークロスを入れると、ディフェンス2枚のギャップにポジションを取ったレヴァンドフスキがヘディングで反応。頭で合わせたシュートがクロスバーを弾いてゴールに吸い込まれ、バルセロナが逆転に成功した。
さらに、88分にはラッシュフォードのコーナーキックをアラウホが頭で叩いて追加点をマーク。結局、そのまま試合は3-1で終了し、バルセロナが逆転勝利を収めた。次節、オビエドは29日にアウェイでバレンシアと対戦。バルセロナは28日にホームでレアル・ソシエダと対戦する。
【スコア】
オビエド 1-3 バルセロナ
【得点者】
1-0 33分 アルベルト・レイナ(オビエド)
1-1 56分 エリック・ガルシア(バルセロナ)
1-2 70分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バルセロナ)
1-3 88分 ロナルド・アラウホ(バルセロナ)
【動画】レヴァンドフスキの豪快ヘッド!