『デイリー・メール』によると、野球クラブのボストン・レッドソックスの親会社でもあるFSGは、サッカー界で複数のクラブを運営する「マルチ・クラブ・オーナーシップ(MCO)」を目指しており、昨年からトゥールーズ(フランス)やマラガ(スペイン)といったクラブへの投資を検討していた模様。これらの交渉はまとまらなかったが、今度はヘタフェの買収を視野に入れているという。
また、同紙はFSGが今年8月にヘタフェのアンヘル・トーレス会長とコンタクトを取り、クラブ買収に対する正式な関心を伝えたことも報じている。すでにリヴァプールの元スポーツディレクターであるジュリアン・ワード氏と育成ディレクターのペドロ・マルケス氏がヘタフェ側と協議を開始しているとも伝えられており、今後より買収案が具体化していく可能性もある。