高知ユナイテッドSCは26日、山本志穗美代表取締役によるクラブ内でのハラスメントに該当する行為の疑いがあるとの内部通報を受け、内部調査を行うことをクラブ公式サイト上で発表した。

 高知では、今年6月に選手やスタッフから秋田豊監督の指導に関してパワーハラスメントの申し立てがあり、第三者の弁護士で構成する特別調査委員会を設置。
現場と秋田監督の意見に相違があったため、事実関係の調査を行うことを決定した。秋田監督は同月から休養し、神野卓哉ヘッドコーチがトップチームを代理で指揮。しかし、後任人事が進展しないことから、神野ヘッドコーチは10日に双方合意の上で高知の契約を解除。23日には、秋田豊監督の退任と白石尚久氏の新監督就任がクラブ側から発表されていた。

 今回、高知は山本代表取締役にもハラスメント疑惑が持ち上がったことを重く受け止め、速やかに内部調査を行うことを決定した模様だ。高知のクラブ公式サイトは「なお、調査結果につきましては、調査終了後に改めて概要をご報告いたします」と、内部調査の結果を後日通知することを明言している。
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