婚活で詐欺被害に遭った女性が最後に出した結論
【深田依子さん(仮名・41歳)】婚活課金額:222万円(詐欺被害含む)
職業:外資系企業の経理(年収900万円)
身長:165㎝
似ている著名人:小雪
好きな芸能人:なにわ男子
結婚相手に求める条件:年収は自分と同じ900万円以上の30~40代
今まで婚活で出会った許せない人:経歴・年収を詐称する人
結婚相談所で出会ったのは「実生活では絶対に交わらない生命体」
深田依子さん(仮名・41歳)は、外資系企業で経理を務める年収900万円のバリキャリで、2年間で222万円もの額を婚活に費やしてきた。「2年前、会社の同期のブスが32歳で年収3000万円の男と結婚してすごくマウント取ってきたんです。『この容姿でうまくいくなら私は余裕だろうな』と結婚相談所に登録したのがスタートでした」
結婚相談所は登録料50万円に加え、月会費が2万円かかったという。
「紹介されるのは学歴と年収はいいけど、とんでもないハゲや信じられないコミュ障ばかり。私が無理して話を広げて会話が成立するレベル。初デートで『この肉少し食べますか?』って自分の皿の料理をよこす人もいてゾッとしました。
主戦場をマッチングアプリへ移し婚約。だが……
「アプリは結婚相談所よりコミュ力の高い男性が多かった。それで東大卒の45歳の会社経営者とアプリを始めて2か月で交際することになりました。初デートで高級うなぎ、初のお泊まりは新宿のハイアットリージェンシー。
婚約をした矢先、音信不通に
だが、婚約をした矢先、彼とは音信不通になってしまう。「音信不通から2か月が経ち、私のカードが150万円も不正に使い込まれていたことがわかったんです。不正利用が始まった日は、彼と最後に会った翌日。ホテルで私がシャワーを浴びている隙に番号を抜かれたのでしょう」
そう依子さんは空笑いする。婚活を諦め「今は次のステージに進んでいる」と微笑む。
「既婚者の元上司と妊活をしています。
トラブルのにおいしかしないが、果たして──。
取材・文/週刊SPA!編集部 写真/Adobestock
―[地獄の[婚活課金]]―