大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。久しぶりに会った同級生が立派に2児のパパになっていて嬉しかったです。
一方で、いまだに朝帰りとかしている自分のことが真剣に心配になりました。
銀座ホステスが警戒する「この人と関わってはいけない」危険サイ...の画像はこちら >>
 その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、夜遊びやモテに関する情報を発信させていただいております。

銀座のママが男性の身だしなみを厳しくチェックする理由


銀座ホステスが警戒する「この人と関わってはいけない」危険サイン5選
※写真はイメージです。以下同
 先日、美容外科「高須クリニック」名古屋院院長の高須幹弥先生のYouTubeチャンネルで「私が考える『関わってはいけない人10選』」を紹介していました。幹弥先生のYouTubeは大好きで時々視聴しています。ちなみに動画では「関わってはいけない人」の例として

1・マウントを取ってくる人
2・一緒にいて「時間の無駄だ」と感じる人
3・お金を無心する人
4・テイカー気質な人
5・先輩面してくる人
6・「女呼べ」と注文してくる人
7・嫌味ばかり言う人
8・悪い噂を流すなどして人間関係を悪化させる人
9・ポイ捨てなど倫理に反することをする人
10・メンタルが弱い人

 などがあげられていました。興味深いですね。気になった方は幹弥先生のYouTubeをチェックしてみましょう。

 銀座のママなど、対人スキルに優れた方々も「関わってはいけない人」をちゃんと見抜いています。

 第一印象として、相手の“身だしなみ”から見えてくるものも多いのだとか。一流のママが①手の爪②足元③襟元・袖口などをチェックしている、なんていうお話はよく聞きますよね。

 銀座のママは、お客様の身だしなみからその人が信用するに足る人物であるか否かを判断しています。

 我々のような下っ端のホステスにとっても人を見る目は時々ですが必要です。なぜなら、クラブには「つけ飲み(飲食代金をその場で支払わずに、あとでまとめて支払うという習慣)」のお客様もいらっしゃるからです。


 つけ飲みは、お客様と担当ホステスの間に信頼関係があってはじめて成り立つもの。仮にお客様が料金の支払期日を守らなければ、その飲食代はホステスが肩代わりすることになります。

 手の爪や足元、襟元・袖口などが汚れている方、というのは言うまでもなく「信用してはいけない人」ですが、その他にも危険サインはあります。

 そこで今回は銀座ホステスの筆者が考える「関わってはいけない人の特徴」について解説します。

特徴①見えている部分がおかしい人(眉毛、アイライン、歯など)


 個人的な体感なのですが、眉毛やアイメイクなどが明らかにおかしい人とは関わってもろくなことがないです。

 例えば、眉毛をトレンドの形に整えようとして失敗してしまって、本来筋肉のある場所とは違うところにアイブロウを書いている女性。表情筋はアイブロウが書かれている位置に関係なく自在に動きますので、お顔全体のバランスが崩れ、不自然に見えます。

 出かける前に鏡を見なかったのか?といつも不思議です。

 眉毛もアイメイクも女性にとっては基本的な身だしなみのひとつ。それが不完全な状態で外出している方には、「自己管理が不十分な人」という印象を抱いてしまいます。

 歯にも同様のことが言えます。歯が黄ばんだままになっている人、歯並びが極端に整っていない人、歯が抜けたままになっている人には自己管理が不十分、もしくは「管理する余裕さえない人」という印象を受けます。

 取り繕うべきところを取り繕えない人と関わってもろくなことがありません。


特徴②汚れたものを汚れたまま身につけている人


 汚れたものを汚れたまま身につけている方もNGです。手の爪、足元、襟元・袖口が汚れているなんて論外ですが、

・スマホケース
・お財布
・バッグ
・傘
・メガネ

 などが汚れたままになっているのも良くありません。

 身につけているものを清潔に保てない方というのは、自己管理能力に問題があるか、生活習慣や収入に問題があり身につけているものを清潔に保つ余裕がない人です。

特徴③他者のコミュニティに強引に介入しようとする人(自己中心的な人)


銀座ホステスが警戒する「この人と関わってはいけない」危険サイン5選
カップル
 皆さんのまわりにもいませんか。呼ばれていない飲み会に参加する人が。私の周囲にはごく稀にですが現れます。

 例えば、同級生同士で飲んでいたところ「彼女が来たいって言ってるんだけどいいかな?」と言い出す男がいたとします。特に断る理由もないので承諾しますが、こういうケースで可愛い子が登場したことって、あくまで私の体感ですけど一度もないです。

 ムスッとした顔でボーイフレンドの隣に座り、こちらが気を回して「2人はどこで出会ったの~?」とボールを投げても、彼とヒソヒソ話をするばかり。このブスは一体何をしに来たの?と言いたくなります。

 この直前に彼の誠意に不安を覚えるような出来事があったとか、どうせそのようなことだろうけれど。

 仲間はずれにするみたいで悪いし、同級生同士共通の話題で盛り上がるわけにもいかず、なんとなく酔いもさめてきて……なんてことが、2、3回ありました。

 数年後、2人は入籍して、その数年後に彼女の不義理が発覚して離婚しました。

 求められていないのに他者のコミュニティに介入しようとする人というのは、相手の都合よりも自身の欲求をまっすぐにとことん優先できる自己中心的な人です。
関わってもろくなことがありません。

特徴④約束やルールを軽視する人


 例えば、同伴出勤の際にお店に入らなくてはならない時間を毎回守ってくださらないお客様がいたとします。このようなお客様のことは信用できません。

 約束やルールは人間関係や社会を円滑に機能させるためのツールです。約束やルールを守ろうと努めることは、相手に対する尊重と責任感を示す行為です。

 これを軽視する人というのは、「期限までに納品する」「期限までに支払う」などの約束やルールに対してもルーズであり、平気で破ります。

特徴⑤他人の悪口や噂話が多い人


 悪口や噂話は私も大好きでよくしますが、共通の知人については、なるべく悪く言わないようにしています。特に女性というかホステスの前では。女って本当に口が軽いですから。基本的に信用していません。

 悪口や噂話が好きな女の子からゴシップを仕入れるのは大好きです。でもこちらからは提供しません。

 昔、勤め先の女性の先輩がマッチングアプリでたまたま同僚男性を発見し、彼がプロフィールとして公開していたもの(趣味や推しているアイドルから、「男性が多めに払う」などデート代に関するポリシーまで)をスクリーンショットし、もちろん彼がプロフィールに設定してた自撮り写真もスクリーンショットし、当時勤務していた女性従業員全員に共有する、という地獄のようなことがありました。

 女1人に弱み握られたらそれを100人に共有されると思った方がいいです。
南無。

弱みを握られたら終わり


銀座ホステスが警戒する「この人と関わってはいけない」危険サイン5選
みずえちゃん
 今回は銀座ホステスの筆者が考える「関わってはいけない人の特徴」について解説しました。

 基本的な身だしなみができていない人というのは自己管理能力に問題があるか、生活習慣や収入に問題がある人だと考えた方がいい。

 自己中心的な人や約束・ルールを軽視する人、他人の悪口や噂話が多い人も要注意です。深く関わってもろくなことがありません。

 そして、女に弱みを握られないよう気をつけることです。フラれて逆上しているそこのあなた。1億%、不特定多数に晒されています。

 女はクソだ? わかります。私も仕事以外では関わりたくないです。

<文/みずえちゃん>

【みずえちゃん】
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。
関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989
編集部おすすめ