―[恋愛コーチ・関口美奈子]―

 YouTubeで日々、恋愛心理を中心とした男女の恋愛観に関する情報発信をしている、結婚相談所「エースブライダル」主宰の関口美奈子です。
 これまでに3万人以上の男性と向き合ってきた私の実体験と男女の心理に関する研究データから、リアルで実用的な情報をお伝えしたいと思います。


フェードアウトされた男性の問題点

「忙しいですか?」「わかる、僕も…」モテない男が悪気なく繰り...の画像はこちら >>
 順調だと思っていた相手から、返信が来なくなった。デートも楽しく終わったはずなのに、次の約束の話になると反応が鈍い。理由を聞きたくても、聞ける空気ではなくなっている。

 フェードアウトされた男性のほとんどは「突然だった」と言います。しかし女性側の話を聞くと、突然だったことはまずありません。小さな違和感が静かに積み立てられ、満期を迎えただけなのです。

 そして重要なのは、女性はその違和感をほとんど口にしないということです。フェードアウトとは、不満を言い合える関係になる前に下された、静かな結論なのです。

1.女性は「言ってくれない」のではなく、「言う段階にない」

「忙しいですか?」「わかる、僕も…」モテない男が悪気なく繰り返す“女性を遠ざける言動”
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「不満があるなら言ってほしかった」と男性は思うものです。ただ、女性の感覚では、出会って間もない相手に違和感を伝えるのは、それ自体が負担です。

 指摘して、気まずくなって、それでも続けたいと思えるほどの相手か。この段階での答えが「まだそこまでではない」なら、伝えるより離れるほうが自然なのです。

 つまりフェードアウトは、嫌われたというより、「言ってでも続けたい」と思われる前に違和感が先に溜まってしまった、という順番の問題であることが多いのです。

2.安心を「相手からもらおうとする連絡」をしている

 無自覚な行動の代表が、確認のための連絡です。返信が遅いと「忙しいですか?」と重ねる。
素っ気なく感じると「何かありましたか?」と聞く。

 一つひとつは丁寧でも、これらはすべて、自分の不安を相手に解消してもらおうとする連絡です。受け取った女性は、返事の内容より先に、この関係では自分が安心を差し出し続ける側になる、という予感を抱きます。

 連絡は、不安になったときではなく、伝えたいことがあるときに。この基準に変えるだけで、あなたから届く言葉の印象はずいぶん変わるものです。 

3.相談に「正論」で返している

「忙しいですか?」「わかる、僕も…」モテない男が悪気なく繰り返す“女性を遠ざける言動”
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 女性が仕事の愚痴や悩みを話したとき、すぐに解決策を返していないでしょうか。「それは上司に言うべきだよ」「こうすれば防げたんじゃない?」。

 アドバイスの中身は正しいかもしれません。ただ、多くの場合、女性が求めているのは解決ではなく共有です。「それは大変だったね」と、まず気持ちを受け取ってほしいのです。

 正論は、気持ちを受け取ったあとでなら薬になります。順番が逆になると、正しいことを言われるたびに、話したい気持ちが少しずつ閉じていきます。

 女性は「この人に話しても意味がない」とは言いません。
ただ、深い話をしなくなるだけです。会話が天気と近況だけになってきたら、それは前兆のひとつと考えたほうがいいでしょう。

4.会話のボールを、毎回自分の手元に戻している

「わかる、僕もこの前……」。相手の話を、自分の話の呼び水にしてしまう癖です。

 本人は共感して盛り上げているつもりなので、これほど自覚しにくい癖はありません。しかし女性側には、私の話は最後まで聞いてもらえない、という感覚だけが残ります。

 相手の話には、自分の話で返す前に、もうひとつ質問を重ねてみてください。「それでどうなったの?」のひと言で、会話の景色は変わります。

 聞き上手とは、質問の多い人ではなく、相手が話し終えるまで待てる人のことです。話を奪わない人は、それだけで希少な存在になれます。

5.兆候は「返信の温度」に必ず出ている

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 フェードアウトには、ほぼ必ず前触れがあります。返信の文が短くなる。相手からの質問が消える。「また行きたいね」が「またそのうち」に変わる。


 このサインに気づいたとき、多くの男性は距離を詰めて挽回しようとします。連絡を増やし、次の予定を早く固めようとする。ですが、違和感が原因で下がった温度に熱量をぶつけると、相手はさらに引いてしまいます。

 正解は逆で、一度ペースをゆるめることです。間違っても「最近そっけないね」と問い詰めてはいけません。相手に呼吸できる余白を返したうえで、次に会えたときの時間の質で取り返す。引き際の美しさは、それ自体が大人の男性の魅力です。

察する力とは、空気を読む力ではなく「違和感を拾う力」

 フェードアウトされない男性が、特別に器用なわけではありません。彼らは、相手の小さな変化を拾い、自分の行動を静かに直しているだけです。

 去られないための工夫を重ねるより、居心地のいい人になること。不安を相手に解消してもらうのではなく、自分の機嫌と不安は自分で引き受けること。

 その姿勢が伝わる相手から、女性は黙って去ったりしません。
むしろ、小さな違和感を言葉にして伝えてくれる、風通しのいい関係に育っていくものです。

文/関口美奈子

―[恋愛コーチ・関口美奈子]―

【関口美奈子】
恋愛心理研究家。SNS総フォロワー50万人超。恋愛・仕事・営業・人間関係に共通する「選ばれる人の法則」を発信。YouTubeチャンネル「みなこの圧倒的モテ男TV」は総再生数が2億万回を突破。メンズ眉毛サロン「Winsome」新宿店、吉祥寺店OPEN。最新情報はオフィシャルサイトで配信中(Xアカウント:@sekiguchiminako)
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