千秋楽の幕開けは、1曲目の「好きish」のイントロとともにメンバーが自分の“推し席”に飛び出していく演出から始まった。「オネストマン」「AKBフェスティバル」でも客席の間を縫うように歌い、詰めかけたファンを笑顔にしていった。MCで伊藤百花は「推し席から登場したんですけど、うれしすぎて泣いてしまって歌えませんでした」と明かし、ファンに感謝を伝えた。推し席のエリアは事前にメンバーがくじ引きで決めたものだが、推しをステージから1番遠い場所にしてしまった武藤小麟が地声で「ごめんなさいー!」と叫ぶと、「いいよー!」というファンの声が返るという温かい応酬に会場も和んだ。
「推し席ランキング発表」では、上位16人の順位が映像で明かされていく。名前がコールされるたびに推しエリアから歓声が湧いたが、中間発表で2位だった伊藤百花が3位、1位の小栗有以は2位にとどまると客席も驚きでざわめいた。そして、頂点に立ったのは17期生の佐藤綺星。中間発表4位からの大逆転劇に、会場は大歓声に揺れ、その後、「フライングゲット」でセンターを掴んだ佐藤の笑顔も輝いた。
ライブ中盤では、上位5人のソロ歌唱のステージが用意され、5位の山内瑞葵は「赤いピンヒールとプロフェッサー」、4位の倉野尾は「草原の奇跡」を歌い、「皆さんと過ごす奇跡のような日々に心から感謝しています」と感謝を述べた。3位の伊藤は、“ももかコール”の大合唱に迎えられ、「呼び捨てファンタジー」で声を弾ませる。2位の小栗は「愛の存在」を伸びやかな歌声で歌い切り、間奏には「これからも愛を持って、AKB48の人生をまっとうしたいと思います。
メンバーだけでなく、3公演で見せたファンとの絆が、AKB48の次の一歩を支えていく。
―[AKB48]―
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