19公演を走り抜けた彼は、まさにロックスターのように輝いていた――。
横山裕、後輩へ「今あることを一生懸命やって、正解に」。ソロツ...の画像はこちら >>
SUPER EIGHTの横山裕が10月7日、東京ガーデンシアターにて、2度目となるソロライブツアー「ROCK FOR YOU LIVE TOUR」の最終公演を開催した。
同プロジェクトは2024年に、“1年限定”を掲げて始動した横山の武者修行。初のソロアルバムや16年ぶりとなる大阪城ホール公演を経て、ミニアルバム『ROCK FOR YOU』を携えた今回はライブハウス中心の全国ツアーへ。着実に階段を上ってきた。

「FINAL」の文字とともにシルエットが浮かぶと、幕が上がり、薄紫のサングラスにストライプの黒スーツという出で立ちで横山が登場。小指を掲げて「あなたの音を!」と煽れば、割れるような熱気が返り、オープニング曲「約束」へつながった。「あなたを幸せにしたい! それがロックスターだろう?」の叫びとともに「ロックスター」を披露すると、「ピストル」では疾走感あふれるロックサウンドが会場中の拳を突き上げさせた。

安田章大が作詞作曲した「Kicyu」を独自のアレンジと振り付けで披露した後は、「ないものねだり」から勢いそのままに8曲をノンストップで連唱。MCに入ると、「普段のステージはノースリーブだが、ファイナルということでスーツを着てきてん」と明かしたが、スーツを着るとギター弾きにくいと自らツッコミを入れて会場を爆笑させた。続けて、北海道公演ではご飯がうますぎて3日間で飲食店を10軒回ったことや、台風の日に開催した東京公演の話など、ツアーの思い出を振り返った。

後半へ向かうと、「シールド」ではサビで「ヘイ!ヘイ!ヘイ!」の掛け声とともにファンが手を振り上げ、会場が一体となった。「プライド」では人差し指を掲げたコールアンドレスポンス。横山らしい力強くも温かい歌声が会場を包み込んでいった。


最後の挨拶で、「去年(渋谷)すばると、ここ東京ガーデンシアターに立って、めちゃくちゃ幸せでした」と切り出した横山。対バン後に、渋谷の楽屋を訪ねた際のことについて、こう語った。「すばるが『ヨコは絶対歌った方がいい。絶対ステージに立った方がいい』って言ってくれて。『歌が上手いとか下手とか関係ないねん』って言われて。俺のこと下手だと思ってたの……?」と会場の笑いを誘いながらも、「その言葉がすっごいうれしくて。ずっとおんなじステージで見てた圧倒的なボーカルからそんな言葉もらえて。『続けるっていう選択肢もあんねんな』と思って」と明かした。この言葉で1年限定だったソロプロジェクトの継続を決めた。

9月30日をもってグループを解散したWEST.の桐山照史に加え、藤原丈一郎ら横山を慕う後輩が観覧に来ていることに触れて、「いろいろ生きてたら過渡期があって、変わる時が来んねん。俺らもいろんなことグループで経験して、やっぱりすばるとか、錦戸(亮)さん…? 最近呼んでないから(笑)。それから内(博貴)が抜けた時に、めっちゃくちゃ悔しかったし、めっちゃくちゃ寂しかってんけど。
グループが20年終えて、また同じステージだったり、なんか錦戸さんも朝ドラに出演したり、内もCD出したりさ。また絶対に交わると思うねん。そのために今あることを一生懸命やって、正解にしていくしかないと思っているから。だから、俺はそうやってカッコよく生きたいなと思っています」と後輩に向けて最大級のエールを送った。

横山裕、後輩へ「今あることを一生懸命やって、正解に」。ソロツアー最終公演で届けたエール
アンコール、ダブルアンコールでは「ありがとう」「存在意義」「プリン」「黄金期」「ロックスター」の5曲を熱唱。「あなたならやれる! 大丈夫やで。その気持ち忘れたらあかんで」と叫んで、約2時間半のステージを駆け抜けた。

横山裕、後輩へ「今あることを一生懸命やって、正解に」。ソロツアー最終公演で届けたエール
全身全霊で音楽をぶつけ続けたその姿は、横山裕の生き様そのものだった。

―[SUPER EIGHT]―
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