皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント、山本早織です。
“婚活疲れ”の正体
11月が近づいて、街もそろそろ年末ムードですね。この時期に増えるのが「婚活アプリを開くのも億劫で……」というご相談です。今回は、そんな“婚活疲れ”の正体と抜け出し方をお話しします。
毎日10人以上に「いいね」を送ったのに…
婚活アプリを始めて1年、毎日10人以上に「いいね」を送ってきましたが、マッチングはごくわずか。デートにこぎつけても2回目につながりません。
「最近は通知が来ても開かなくなりました。自分には向いてないんですかね」と、すっかり疲れた表情でした。
脳が“省エネモード”に入っているだけ
何をしても状況が変わらない経験を繰り返すと、人は「どうせ無駄だ」と学習し、行動する意欲を失ってしまうと心理学でも言われています。これを「学習性無力感」といいます。タカシさんに魅力がないわけではありません。うまくいかない経験が重なって、脳が“省エネモード”に入っているだけなんです。
整うのを待つのではなく、動きながら整えていく
でも学習性無力感は、何もしない時間が長いほど「やっぱり無理だ」という思い込みが固まりやすいんです。
だからこそ、整うのを待つのではなく、動きながら整えていく。これが抜け出す近道です。
抜け出すための具体的な方法
心理学者のアルバート・バンデューラは、「自分はやればできる」という感覚(自己効力感)は、小さな達成経験に加えて、周りの人からの励ましや助言でも高まると述べています。また、頼れる人がいることでストレスがやわらぐ「緩衝効果」も、多くの研究で確かめられています。
タカシさんに勧めた4つのこと
・仲人と一緒に、プロフィール写真と自己紹介文を見直す
・女性の友人に、メッセージの文面を見てもらう
・デートの後は、仲人と良かった点と次に活かす点を振り返る
・いいねは1日3人に絞り、できた日はカレンダーに丸をつける
「人に頼るのは恥ずかしかったけど、自分では気づかないことばかりでした」とタカシさん。
友人に「質問が尋問っぽい」と言われ、相手の話に共感してから質問するスタイルに変えたところ、やり取りが続くようになりました。
うまくいかなかったデートも、仲人と振り返ることで“失敗”ではなく“次への材料”に。2か月後には、2回目、3回目と会える女性に出会えました。「一人で抱えていた頃より、ずっと気持ちがラクなんです」と笑顔で話してくれました。
頼ることは弱さではない
婚活疲れは、立ち止まって回復を待つより、小さく動きながら整えていくほうが道は開けます。その過程で、仲人や友人、家族など、いろいろな人のサポートを受けていいんです。頼ることは弱さではなく、ゴールに近づくための立派な戦略です。
まずは誰か一人に「ちょっと相談させて」と声をかけるところから、始めてみませんか?
文/山本早織
―[結婚につながる恋のはじめ方]―
【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「最短成婚成功の秘訣マガジン」をLINEで配信中。
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