お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣が27日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜・午後10時)に出演し、25歳でお笑いの世界に一区切りつけた理由を明かした。

 現在、ブロードウェイで公演中のデンゼル・ワシントン、ジェイク・ギレンホールらハリウッドスター出演の舞台「オセロ」の共同プロデューサーを務め、3週連続で興収1位を獲得し、ブロードウェイのストレートプレイ最高の週間興収282万ドルをたたき出した西野は現地からのリモート中継に登場。

 「はねるのトびら」や「笑っていいとも!」など多くの人気バラエティーに出演していた25歳で突然、芸人としての活動をセーブ。2009年から絵本作家としての活動を開始するなど、クリエイターとしての道を模索し始めた理由について「僕はシンプルですよ。エンタメで世界をとる」と話す過去の映像が流された。

 この日も「なんで、お笑いではない分野に行こうと思った?」と聞かれると「それこそ『はねトび』って番組がゴールデン(タイム)に上がったんですよ。視聴率もすごく良かったんですね。言ってしまえば願ったり叶(かな)ったりの状況になったはずなんだが、なんか突き抜けてないなあと思って。このまま30代、40代行くか?みたいな感じでちょっと疑い始めて」と正直に回顧。

 「同時にすっごいしようもない理由なんですけど、好きな子とディズニーランドに行ったんですよ。めっちゃ喜んでくれて。めっちゃうれしいなと思ったんですけど、ふと『この子を今、楽しませてるの僕じゃなくて、ウォルト(ディズニー)だな』と思って」と続けると「悔しくなって。自分が一番好きな子を僕が一番喜ばせたいのに、ウォルト・ディズニーさんにやられてしまってるなと思った時に、この猛烈な嫉妬をなくそうと思ったら、これよりデカいエンタメを作らないと、と思って」と熱く語った。

 ここで共演したお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳に「それで言ったんだ。

ウォルト・ディズニーを倒すって」と言われると「言うんじゃなかったですね、あれは」と反省。「言ったら言ったで、やっぱね。ディズニーファンに『殺すぞ』って言われましたから」と、こぼしていた。

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