俳優の近藤芳正が10日、都内で主演映画「事実無根」(柳裕章監督)初日舞台あいさつに共演の東茉凜と出席した。

 京都に実在するカフェを舞台に、「人生のやり直し」を温かいまなざしでつづった群像劇。

「事実無根の罪」に翻弄(ほんろう)される父娘の姿を描く。

 本作はこれまで、インドの映画祭「インディーズ・シネ・チューブ・アワード」で近藤が主演男優賞を受賞するなど、世界各地の映画祭で注目を集めている。

 柳監督は「特にインドでの相性がいいんですよね。14の賞をもらっています。本当にうれしく思っています」と喜んだ。近藤は「びっくりするくらい評判がよくて。順撮りで作れたのもよかったのかな。僕もインドに行きたいです」と意欲をのぞかせた。

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