Travis Japanの松田元太が10日、大阪市内で、声優を務めたアニメ映画「たべっ子どうぶつ THE MOVIE」(竹清仁監督)の公開記念舞台あいさつに、女優の髙石あかりとともに出席した。

 ビスケット菓子「たべっ子どうぶつ」が“原作”で、初の映像化作品。

松田は主人公でどうぶつたちのリーダー「らいおんくん」の声を担当した。大阪のファンの前で「ほな、いきましょか?」「ホンマおおきに!」「なんでやねん!」などと大阪弁を連発するサービスぶり。自身の分身の「らいおんくん」、髙石が声優を務めた「ぺがさすちゃん」らの着ぐるみも駆けつけて「きょうもカワイイぜ」とキュンキュンワードを放っていた。

 2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」でヒロインを務める髙石も「今、撮影で大阪に住んでいて、(自宅の)周りのご飯屋さんは結構行きました」と大阪生活を満喫している様子だった。

 作品中で髙石も歌を披露しているが、松田は「僕は歌って踊ったりを普段やってるんですけど、嫉妬…」と熱のこもった声量で言ったあまり音が割れるハプニング。気を取り直して「嫉妬するくらい上手だなと感じました」。髙石が「プロの方に言っていただけるのはムチャクチャうれしいです」と感謝すると、松田は「ノープロっす、ノープロ。ああ、その『問題ない』(ノー・プロブレム)じゃなくて、その、ノープロ…プロじゃないという…」と愛すべきおバカぶりを発揮した。

 舞台には“主演”の着ぐるみ2体のほか、ぞうくん、スリーポリンキーのベル、アスパラくんも登場。約2メートルと長身の「アスパラくん」を目にして「スタイル、ほんと、ほぼ目黒蓮(Snow Man)くらい」と評してファンを爆笑させた。

 大阪では現在、大阪・関西万博が開催中。25年後の自分の姿を見ることができる「大阪ヘルスケアパビリオン」の人気に引っかけて、四半世紀先の自身を予想した。

松田は「25年後って俺、いくつなんだろう。30?」と言うと、ファンが「51」と修正。「51かあ。そっか。51歳だから、50歳でもなく、52歳でもなく、51歳らしい男でいたいっすねえ」と、ややおバカなアンサーにファンは失笑しながらも拍手を送った。後ろで「ぺがさすちゃん」もズッコケていた。

 さらに25年後のお菓子について予想。髙石は「シニアっ子どうぶつ」と、おじいちゃんおばあちゃんになってシワも増えた「らいおんくん」らの姿をフリップに描いた。一方、松田は「現状キープ」と書かれたフリップを出してキョトンとさせつつ、2枚目のフリップで「いただきます」と言う「らいおんくん」を描き「いただきますを絶対に言わないと開けられないお菓子」と説明して「お~!」と拍手を得た。

 写真撮影の際には、普段の「TJ」ポーズではなく、「たべっ子どうぶつ」の「Td」ポーズを披露。「愛がたくさん詰まっている(作品)。より、たべっ子どうぶつを好きになっていただいたら」と観賞を呼びかけていた。

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