俳優の横浜流星が主演するNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜・午後8時)の第18話が11日に放送され、世帯平均視聴率が9・6%を記録したことが12日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 初回は12・6%でスタートした今作。

今回は第17話の9・5%から0・1ポイント上昇。個人視聴率は5・7%だった。

 大河ドラマ64作目となる同作は日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯を笑いと涙と謎に満ちた物語として描く。連続テレビ小説「ごちそうさん」(2013年)や大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)などを手がけた森下佳子氏が脚本を担当。NHKドラマ初出演の横浜が主人公を演じる。語りは蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として出演の綾瀬はるかが担当する。

 第18話は「歌麿よ、見徳(みるがとく)は一炊夢(いっすいのゆめ)」。蔦重(横浜流星)は北川豊章(加藤虎ノ介)の長屋を訪ねると、捨吉(染谷将太)と名乗る男に出会う。その頃、朋誠堂喜三二(尾美としのり)の筆が止まる事態が起こり…という展開。ドラマ冒頭には「番組の一部に性に関する表現があります」との注意テロップが表示され、捨吉こと唐丸の壮絶な過去などが明かされた。

 また公式インスタグラムでは「尼・寂蓮役 岩井志麻子さん」と番組序盤に捨吉の「馴染み」として登場した尼役の作家・岩井志麻子さんらの写真がアップ。ネットは「え?しまこさん?」「いつのまにか女優さんに!」「岩井志麻子さんびっくりです!」「豹柄じゃなかったからか、気がつかなかった」「尼さんが捨吉の馴染みってどういう事?」と仰天した。

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