歌手の美川憲一(78)が12日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・午後1時)に出演し、19歳での歌手デビュー時を振り返る一幕があった。
昨年6月、歌手生活60年を迎えた美川。
「子供の頃、ウチ(実家)はお手伝いさんもいたんですよ。その時は幸せだったけど、義理の父が脳溢血(いっけつ)で倒れて、私が小学校低学年の頃。そのまま天国に召されちゃったんですけど、義母が借金を背負って。保証人になったことで、すごい大変じゃないですか、人の保証人って」と続けると「保証人になって(借金を)返すために保険の外交やったり、仲居さんやったり、ほとんどいなかったんです、ウチに」と振り返った。
「そういう苦労を見てましたから(芸能界に)お金のために入ったんですもん。お金、お金って思って。そうしたら頑張れるじゃないですか」と芸能界入りを決めた理由を明かし、「だから、私がしっかり2人の母を面倒見てかなきゃいけないって。そりゃ、大変でした。