卓球女子で五輪3大会メダリストの石川佳純さんが11日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜・午後10時)に出演し、30歳で現役引退を決めた理由を明かした。

 次の五輪出場も期待された2023年5月に引退表明した石川さん。

同年の全日本卓球選手権でも3位だったが、この日、MCの林修氏に「まだやれるって思いもあったのでは?」と聞かれると「うーん、なかったですね」と言い切った。

 「初めて全日本選手権の表彰台に立ったのが13歳で。30歳で全日本選手権の表彰台にもう1回、3位になって立った時に、うれしかったんですよね。30歳で3位で」と振り返ると「でも、14歳からそれまでの間で2位か3位でうれしかったことって、やっぱり1回もなかったんですね」と続けた。

 「ですので、勝負する以上、一番を狙うエネルギーだったり、モチベーションが自分自身、難しいかなって思いましたし、自分なりに一番をとるために必要なことはなんとなく分かってるつもりの中で、自分にはこれ、できないなっていう風に思いましたね」と率直に話していた。

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