TBS系「THE TIME,」(月~金曜・午前5時20分)は13日、番組公式LINEから参加した視聴者が関心を寄せる「ニュース関心度ランキング」で「フジ第三者委に中居氏の代理人反論」が4位になったことを伝えた。この日は4万9118人がニュースを選びランキングが決定した。
このニュースはフジテレビの第三者委員会に「性暴力」を認定された中居正広氏(52)の代理人弁護士が12日に「一般的に想起される暴力的、または強制的な性的行為は確認されなかった」と反論。中居氏の人権救済のため、第三者委に証拠の開示を請求すると明らかにしたもの。
フジテレビが設置した第三者委員会は中居正広氏と元女性アナウンサーのトラブルについて、今年3月に調査報告書を発表。弁護士の竹内朗委員長は「女性Aが中居氏のマンションの部屋に入ってから退出する間に起きたこと。性暴力による被害を受けたものと認定をいたしました」と述べ、性暴力について強制力を用いたあらゆる性的な行為を差し、心理的な威圧や脅しが含まれ程度は問題にならないとする世界保健機関(WHO)の定義を用いて判断したとした。
これについて、中居氏の代理人に新たに就任した弁護士らが12日に「『性暴力』という日本語から一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為の実態は確認されなかった」と反論した。さらに第三者委員会の調査結果は、「中立性・公正性に欠け、一個人の名誉・社会的地位を著しく損ない、極めて大きな問題がある」とした上で、調査結果に関連する証拠の開示などを求めた。
このニュースをスタジオで総合司会を務める同局の安住紳一郎アナウンサーは、一面で報じるスポーツ紙面を紹介し「フジテレビの第三者委員会に対し中居正広さん側が反論です」と伝えていた。