歌手の手越祐也が12日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」(月曜・午後9時)に出演し、歌への熱い思いを明かす一幕があった。

 この日、MCの「くりぃむしちゅー」上田晋也に「(アイドル時代から)歌を歌いたいって気持ちが強かった?」と聞かれると「歌っすね」と即答した手越。

「アイドルって歌手でもないし、俳優でもないし、もちろんコメディアンでもないじゃないですか。それはそれで全部ができるって意味では素晴らしいんですけど、やっぱりステージに立つ以上、歌の部分というのはお金を払ってファンの方が来てくれている以上、しっかりしないといけないと僕は当時から思ってました。その第一人者になりたいなという思いはありました」と言い切った。

 事務所所属時代の正式な歌のレッスンについて聞かれると「ないんですよ」とポツリ。「これはあかんと思って、自分で自分たちの曲のコーラスをとっていてくれた方がいて。その方に直接、アポをとって渋谷のカラオケに行って。自腹でお金を渡して自力で習ってました。(事務所が)やってくれないものは自分でやるしかないって」と明かした。

 上田に「(独立して)ソロになってから、ここまで大変だった?」と聞かれると「大変でしたね」と、しみじみつぶやいた手越。「自分が本当に一人っきりでやったんで、誰もいない状態で。マネジャーもいない、ファンクラブの作り方もわからない、ライブやりたい(けれど)、会場って、どうやって押さえるの?って何も分からないところにボーンと放り出されて、そこから作り出したんで、1人で」と回顧すると、「そこから中1の時の同級生に『俺のマネジャーやってくれない?』って。芸能界のことを全然知らない友達にチーフマネジャー的なことをお願いして。

何も、つてがなかったです。(友人も)『手越が第二の人生かけてやるならついていきます』って言ってくれて」と続けていた。

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