女優の板谷由夏が13日、都内で朗読劇「したいとか、したくないとかの話じゃない」(東京・渋谷区文化総合センター大和田さくらホール、23~25日)の記者発表会に声優で俳優の津田健次郎と出席した。
同作は、映画「百円の恋」、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」などで知られる映画監督・足立紳氏の同名小説が原作。
板谷は、プライベートでは2007年に結婚。08年に長男、12年に次男を出産した。同作で演じる役と年齢や家族構成が近いこともあって「熟年夫婦のおうちをのぞき見したかのよう。『共感します』というと、自分のプライベートをさらけ出すようですが…。結婚している人たちだったら、『すっごい分かるわ~』と膝を打つ場面は多いと思います」と熱を込めた。ママ友にも同作を勧めているといい、「自分の家庭をかえりみるのにいい」と太鼓判を押した。
板谷にとって、朗読劇の出演は今回が2作目。稽古はこの日からスタートするという。板谷は、津田と初共演だが、劇中ではケンカシーンが大半を占めると明かし、「思い切って、腹を割って、ケンカしつついい作品にしていきたい」と意気込んだ。