13日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・午後1時55分)では、フジテレビなどが設置した第三者委員会に「性暴力」を認定された中居正広氏(52)の代理人弁護士が第三者委に対して、調査報告書の内容に反論した上で関連する証拠の開示などを求めたと発表したことを報じた。
第三者委員会の調査報告書は中居氏による性暴力を認定しているが、代理人弁護士が「中居氏から事情を聴くなどした結果、性暴力の実態は確認されなかった」としており、報告書では、「中居氏が守秘義務解除に応じなかった」とされているが、弁護士は「当初、中居氏が守秘義務解除を提案していた」などと反論していることを番組では紹介。
これらの点について宮根誠司キャスターは「法律論みたいになってくるんで、我々素人には分かりにくいんで…。中居さん側が何かもう一つのアクションを起こすかどうかがポイントになってくるかも」と発言。この言葉を受け、同番組で中居氏の会見を提言したコメンテーターで出演したテレビプロデューサーのデーブ・スペクター氏も「直接聞かないと、もう次に進まないと思うんですね。それには会見以外にはないんですよ。代理人を通すのもいいんですけど、本人の口から。守秘義務をクリアしてからですけど」と繰り返した。
さらに「第三者委員会もやっぱりフジテレビの風土、あるいはテレビ局が落ち度があるっていうシナリオもあったと思うんですよね。そっちがメインだからやったのはやったんですけど、結局、不十分な印象を残したままになった。それは中居氏のせいでもあるし、守秘義務のせいでもあるんですけど、このままでは誰も釈然としないと思う」と話していた。