6連勝でJ1首位に立つ鹿島は14日、茨城・鹿嶋市内で非公開トレーニングを行い、清水戦(17日・カシマ)に向けた調整を行った。

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 リーグ戦3連敗の状況で迎えた4月20日の岡山戦を前に「6連戦で6連勝」を掲げたチームは、見事に6連勝を達成。

首位の座に再び上りつめた。

 連戦が一息ついたタイミングで、次節はホームに清水を迎える。「6連戦6連勝」の次に鬼木達監督が掲げた目標は、今月末でちょうどリーグ戦が折り返しとなることを見据えた「5月全勝フィニッシュ」だ。

 鬼木監督は「6連戦の前から、5月で(リーグ戦日程の)半分が終わるぞという話はしていました。5月の残り3試合、そこを含めて考えていこうという話をしていた」と明かし、「6連戦が終わってホッとして、あとの3試合で台無しにしてしまっては何の意味もない。そこは選手も意識してくれている。7連勝、8連勝、9連勝とつなげていきたい」と闘志。「5月」を一区切りとして設定した、次なる目標をチームに課した。

 チームは17日の清水戦後、25日に敵地・横浜FM戦(日産ス)、31日にもアウェーでG大阪戦(パナスタ)を戦う。J創設時のクラブ「オリジナル10」同士の“3蕃勝負”を制し、2017年シーズン以来となる首位ターンを狙う。

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