女優の小泉今日子が15日放送のBSフジ「飯島直子の今夜一杯いっちゃう?」(木曜・午後10時)に出演。11年の時を経て復活した自身主演ドラマへの思いを明かした。
現在、フジテレビ系人気ドラマ「最後から二番目の恋」のシリーズ3作目「続・続・最後から二番目の恋」(月曜・午後9時)に出演中の小泉は共に主演を務める中井貴一と、こちらも妹役で共演の飯島直子と3人で笑顔のトークを展開。
2011年放送の第1シリーズから共演してきた3人。飯島が「本当にオンエアを見た時にセリフのテンポが遅くなったなと思いました」と口にすると、小泉も「それは私も感じるの、自分で。でも、それが良かった。(2014年放送の第2シリーズから)10年経ってる感じがして」と話した。
中井は「でも、俺と今日ちゃんが一番早くに話してたのは『なんで今、最後から二番目の恋の続・続をやるんだ』って言った時に、一番面白いのは、この時間経過をここで出す…」と話すと「すごくドラマチックな話じゃないじゃない。それこそ犯人が捕まるわけじゃないし、大手術が始まるわけでもないけど、淡々と生きていた人たちが10年の時が経って、今、どうやって生きてるんだってことをやりたい」と続けた。
小泉も「その10年間は小泉今日子じゃなくて吉野千明、中井貴一じゃなくて長倉和平、(飯島は)長倉典子。その人たちの10年間があったんだなあって感じて欲しかったの、見ている人たちに」とそれぞれの役名を口にしながら吐露「だから(変化は)正解なんだよ、多分」と続けた。
その上で「それをなぞろうとすると失敗するというか、お客さん(視聴者)もなんか、冷めちゃうから。なぞるんじゃなくて…」と、しみじみ話していた。