桐光学園(神奈川)を春夏計5度の甲子園に導いた野呂雅之監督(64)が、今夏限りで勇退することが17日、分かった。
野呂監督は早実(東京)、早大で外野手としてプレー後、1984年に同校野球部監督に就任。
5月上旬、選手たちには勇退の意向を伝えた。野呂監督はスポーツ報知の取材に「ずっと引き際を考えていました。総合的に考え、この夏を最後に一区切りをつけることにしました」と話した。
最後の夏はノーシードで臨む。「最後だから、特別何かが変わるわけではない。甲子園に向けて頑張るだけです」と例年同様、ナインとベストを尽くす意向だ。