◆春季北海道高校野球大会札幌地区予選 ▽Aブロック代表決定戦 札幌日大4―1酪農学園大とわの森三愛(19日・札幌円山)

 昨夏の甲子園に出場した札幌日大が、3回戦で東海大札幌を破った酪農学園大とわの森三愛を下し、2年ぶり15度目の全道大会出場を決めた。

 今大会初めて先発マウンドに上がった札幌日大・高坂は、強豪撃破で勢いに乗る相手に対し、5回まで1度も出塁を許さない完璧な投球を披露。

「後半は高めにボールが浮いて捕らえられる打球が多くなった」と、2安打と自身のけん制悪送球で6回に1点を失ったものの、130キロ台の直球にスライダー、カーブなどの変化球を織り交ぜながら終盤のピンチは凌ぎ、5安打1失点で完投した。

 今大会は背番号「9」。投手陣には、U18日本代表候補合宿に参加した最速148キロ右腕・窪田洋祐、昨夏の甲子園でも登板した島田柊聖(ともに3年)らライバルが多いが、「夏には必ず1番をとりたい」と力を込めた。

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