広島のドラフト1位・佐々木泰内野手=青学大=が、20日のヤクルト戦(マツダ)から1軍合流する。新井監督が明かした。

19日、マツダスタジアムを訪れたルーキーは「これまでの2軍の結果は忘れて、また一から。1軍で活躍することを目標にやってきた。これからがスタート」と力を込めた。

 3月5日のオープン戦で左太もも裏の肉離れにより離脱。4日のウエスタン・阪神戦(由宇)で実戦復帰後、8試合で23打数13安打、打率5割6分5厘、1本塁打、4打点と結果を残していた。新井監督は「やっぱり打席内容もそうだし、数字だけじゃないし、内容的なものもすごくいい。そのまま思い切ってやってくれれば。それで十分」と、期待を込めた。

 青学大の同僚だったロッテ・西川のほか、楽天・宗山や西武・渡部聖ら、すでに1軍で活躍しているルーキーもいる。「毎日、みんなの結果は気にしていましたし、みんなすごい打っていた。悔しい部分はありましたけど、同期の活躍がモチベーションになっていた。ここから巻き返していきたい」と決意。

「いい場面で回ってきたら必ず打ってランナーを返せるように、また1本、ホームランを打てるようなバッティングをしたい」と誓った。

 佐々木とともに、34歳ベテラン・上本も今季初昇格する。代わりに山足、二俣が抹消となった。佐々木と同学年の二俣は、初の開幕スタメンを勝ち取りながら、31試合で打率1割6分、1本塁打、2打点という成績にとどまった。

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