お笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司が19日放送の日本テレビ系「大悟の芸人領収書&パニックGP」(月曜・午後11時59分)に出演。自身の現状についてネガティブ発言を連発する一幕があった。

 「千鳥」大悟が芸能人の私生活の領収書やレシートをエピソードとともに査定。金額に見合う面白さと判断すれば、全額分をキャッシュバックするという同番組。

 「4950円」の領収書を提出した斎藤は「現状を打破するために買っている韓国語の教科書代」と説明。大悟が「韓国語を勉強してるってこと?」と聞くと「そうですね。今、お笑いを20年くらいやってきて、満足のいく毎日じゃない。楽しくないんですよ、毎日が」と本音を漏らした。

 2015年にM―1グランプリ優勝も芸歴21年目にして「本当にお仕事行って家に帰るだけみたいな。どうしても劇場が多いんですよ。芸能人も他の人を見ないと…。毎日、あべこうじさんばっかり見てても…」と、マンネリ状態に陥っていることを明かした斎藤。

 「昔から僕、芸風から明るいって思われるけど、高校時代とか友達もいなくて。高校生の時は3年間で三言くらいしかしゃべらなかった。

ひな壇とかが本当に合わなくて。無駄だなと思って、俺がしゃべるだけ」とネガティブ発言を連発。

 共演のチャンカワイに「M―1チャンピオンですよね?」と聞かれても「あの日、面白かっただけで…」とポツリ。「悩んでトイレに行った時に松本(人志)さんに相談したんですよ。僕、松本さんの(審査員)いない時のM―1(王者)だったから。『あの日に一番オモロイヤツを決める大会やから』って言われて、『そうだよな』って腑に落ちたと同時に割り切れた。次の日からつまらなかったし、ちゃんと」と、ぶっちゃけた。

 共演のSHELLYに「でも、ミュージカルも出てるし」と言われても「ミュージカルはあくまで芸人が出てるってことでハードルも下がってます。脇役だなあみたいな」と、あくまでネガティブに返答。

 「特異なルートに行かなきゃいけない」と韓国ルートを目指していることを明かすと「G―DRAGONに憧れてる。BIGBANGのスーパースターなんですけど、彼(のよう)になりたいなって思ったんです、本当に。彼は大スターで空港に行けば、ファンが集まって、着た服は全部売れてみたいな」と熱弁。

 大悟に「韓国のスターに憧れて、韓国語を。うまくいってるの?」と聞かれると「いや、別に」と、そっけなく返答。「沢尻エリカみたいなこと言われても」とツッコまれた。

 それでも「BTSとかは連絡が取れるんで、そこのバーターで知名度を上げて海外を経由したら、日本でもスターっぽく扱ってもらえるんじゃないかな」と野望を明かすと韓国語で「私はハゲです。こんにちは」という覚えたての言葉を披露していた。

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