お笑いタレントの蛍原徹が19日放送の日本テレビ系「大悟の芸人領収書&パニックGP」(月曜・午後11時59分)に出演し、元相方の宮迫博之との思い出を語る一幕があった。

 「千鳥」大悟が芸能人の私生活の領収書やレシートをエピソードとともに査定。

金額に見合う面白さと判断すれば、全額分をキャッシュバックするという同番組。

 「5456円」というサラダプレートの飲食代の領収書を提出した蛍原は「私、3年半ほど前に解散というものをしまして」と「雨上がり決死隊」解散について話し出すと「それをきっかけに、この世界(芸能界)でなんとか長く頑張りたいということで食べてるサラダ(の代金)です」と説明した。

 芸歴37年目、ピンで活動を続けるベテラン芸人は「言うても、僕も20歳でこの世界に入って、入りたての頃は尖(とが)ってる時もあったのよ」と振り返ると、「今思うとダサい男やけど、何もかも自分が正解みたいな。ダンスとかやらん!とか」と続けた。

 大悟に「その頃は宮迫さんとモメることはなかった?」と聞かれると「全然、全然。宮迫は一生懸命、練習してる方やったよ」と返答。

 「そういう時代もあって、宮迫さんのおかげで仕事も増えたんやけど、解散みたいなことになって、この年。ほんまにしんどい。僕も今、57(歳)。もう還暦も見えました」と本音をポロリ。

 大悟に「この先のプランはあるんですか?」と聞かれると「趣味が仕事になったりも。僕、ゴルフ(番組)もBSの方でやらしてもらったりとか。

これとバラエティーだけはずっとやりたいねん。ほんま80歳までやりたい」ときっぱり。

 「それで(仕事を)何個かやりたいから体に気をつこうてやってるんやけど、サラダとか食べとったらいいって、これが正解かは分からんのやけど、(領収書の)ここの店は朝7時から家族を連れていくんよ」と明かすと、大悟に向かって「何が起こるか分からんからね。何が起こるか分からんよ。この先、(相方の)ノブがおると思ってても…」と相方がいなくなった立場からポツリ。

 「(解散から)3年半ぐらいたって、ああ、あの時が懐かしいな。ああいう空気味わいたいなっていう時があるの」と本音を漏らすと「楽屋は基本(宮迫と)一緒で、ある程度、仕事が増えてきた時、宮迫さんが入ってきたら、あゆ(浜崎あゆみ)みたいなサングラスして入ってきたりとか。急にやで」と回顧。

 「なんか、楽屋入ってきて、いい時計してる時だけ袖まくってるのよ。そういうのが寝る前にパーッと出て来たりするのよ。懐かしいなと思って」と宮迫との思い出が今でも頭に浮かぶことを明かしたところで大悟に「いつか、それこそ70越してとか、ちょろっと(宮迫と)一緒に舞台やるとか考えたりするんですか?」と聞かれると「ええ~」と一瞬、沈黙した蛍原。

 「ほんまに今現在は何も考えてないけど、どうなんやろう?」と正直に答えていた。

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