STU48の工藤理子が活躍の場を広げている。明るいキャラクターを売りにテレビ朝日系「くりぃむクイズ ミラクル9」、日本テレビ系「沸騰ワード10」など、バラエティー番組への出演が増加中。
天真爛漫(らんまん)という言葉がぴったり当てはまる。自身でも「明るい方だと思います」とうなずく通り、周囲の人を笑顔にさせる力を持っている。
今年に入ってからバラエティー番組への出演が増えており「単純にありがたい気持ちしかないですね」と声を弾ませる。念願だったというお笑い芸人・バカリズムとの共演も果たし「めっちゃ楽しいです。以前の自分だったらできもしないことができるようになった」と喜びをかみ締めた。
2019年に2期生研究生としてSTU48に加入。21年に正規メンバーに昇格するも、選抜落ちを何度も経験し「STU48を引っ張って行けたら良いんですけど、もう全然自信ないんですよ~」とうなだれる。それでも、「今まで5年間アイドルしてきて、4年間は選抜に選ばれてない。下積みのような期間が長いので、そこで鍛えられた精神力はあります」と自信をのぞかせた。
昨年には持ち前のスタイルを生かし、初写真集「りこのとりこ。」で水着グラビアを披露。他に雑誌でも露出度高めのカットにも挑戦しており「グラビアに対してすごく憧れがあった。
元々STU48では、写真集以外での水着ショットはNG。それでも、「自分だけの武器を持ちたいなと思っていた」と約100回にわたって事務所に直談判すると、熱意が伝わり実現した。27日発売の週刊誌「FLASH」では表紙を飾っており「STU48で禁じられた世界の壁を突破してつかみ取ったので、『この子体張ってるな』と思ってほしいです」とはにかんだ。
目指すのは「令和の瀬戸内産バラドル」。アイドル活動はもちろん、グラビアやテレビ出演にも、さらなる意欲を見せる。バラエティー番組では日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」に出演することが目標だといい「面白くなくてもアイドルだからしょうがないねみたいな感じに思われたくない。芸人さんに負けないくらい面白い人でありたいです」とニヤリ。自分の持ち味を存分に生かし、たくさんの人に笑顔を届ける。
◆工藤 理子(くどう・りこ)2002年3月29日、山口県出身。23歳。2019年、2期生研究生としてSTU48に加入。