東京・TBS赤坂ACTシアターでロングラン上演中の舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の公式サイトが22日に更新され、この日の午後0時15分開演予定だった公演を急きょ中止することを発表。開演15分前という直前のアナウンスを謝罪した。

 午後0時に公式サイトやX(ツイッター)が更新され、サイトでは「5月22日(木)12:15公演中止の報告とお詫び」と題して報告。「舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、公演関係者の体調不良により本日5月22日(木)12時15分の公演をやむを得ず急遽(きゅうきょ)中止とさせていただきました」と伝えた。そして「本日のご観劇を楽しみにご来場いただいておりましたお客様におかれましては、公演当日の判断となり、大変なご迷惑とご心配をお掛けいたしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と直前の中止を謝罪した。

 「なお、本日5月22日(木)12時15分の回のチケットをお持ちのお客様には、チケット代金の払い戻しをさせていただきます。払戻の方法等につきましては、決定次第、X(旧Twitter)・作品公式ホームページにてご案内申し上げます」とし、「また、5月22日(木)18時15分以降の公演につきましては、通常通り上演いたします」と伝えた。

 公式Xでも「お知らせ」と題して投稿され「舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』本日5月22日(木)12:15開演回の公演を急遽中止とさせていただきます。公演開始直前の判断となり心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 同舞台は小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者であるJ.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろした「ハリー・ポッター」シリーズ8作目の物語。小説の最終巻から19年後、父親になった37歳のハリー・ポッターとその息子・アルバスの関係を軸に描く冒険物語で、キャストの入れ替えを繰り返しながら上演してきた。第30回読売演劇大賞の選考委員特別賞、第48回菊田一夫演劇大賞を受賞。2022年7月8日に開幕し、昨夏には東京公演の総観客数が100万人を突破した。

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