競馬界の“レジェンド”武豊騎手=栗東・フリー=が4日、栗東トレセンで取材に応じ、3日に亡くなった巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんを悼んだ。

 「僕らが子供の頃は、全員が長嶋さんが好きだったからね。

スーパースターだったし、会うときは緊張しましたね」。競技は違えど、尊敬し応援もしてもらっていた憧れの存在。食事会の誘いで、自宅にも直接、電話がかかってきたことがあるという。「奥さんが電話に出て、最初はいたずらかと思ったけど、声が長嶋さんで。びっくりした」と懐かしそうに振り返った。

 「何度かお会いしたことがあって、食事も一緒にさせてもらったことがあります。すごく優しくて、おもしろいしユーモアのある方でした。みんな言っていることだけど、オーラがすごい。(自分を)応援してくれていて『こないだは良かったね』、『惜しかったね』と言ってくれたりもしました」と思い出を明かしていた。

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