【安田記念】トロヴァトーレは横山武史騎手を背に軽く仕掛けられて併入　鹿戸調教師「左回りは気にしていない」
追い切ったトロヴァトーレ（右、馬上は横山武史騎手＝カメラ・荒牧　徹） 画像（1枚）

◆第７５回安田記念・Ｇ１（６月８日、東京競馬場・芝１６００メートル）＝６月４日、美浦トレセン

　前走のダービー卿チャレンジＴで重賞初制覇を果たしたトロヴァトーレ（牡４歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父レイデオロ）は、Ｗコースで横山武史騎手を背に追い切られた。ピックデムッシュ（３歳２勝クラス）を４馬身追走。

リズム良く脚をためると、直線で軽く仕掛けられ内から併入を果たした。タイムは６ハロン８４秒９―１１秒３をマークした。

　鹿戸調教師は「先週は体にまだ余裕もあったが、今朝は体重も減ってきて体ができあがった。併せ馬で最後までファイトしていたし、いい状態で送り出せる。東京はあまり経験がないが、新潟でもいい競馬をしているし左回りは気にしていない」と自信をのぞかせた。

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