日本バレーボール協会は4日、ネーションズリーグ(NL)1次リーグ(L)第1週のカナダ大会の女子日本代表出場14選手を発表した。2028年ロサンゼルス五輪に向け、日本女子初の外国人監督に就任したフェルハト・アクバシュ監督の新体制で、初の大会に挑む。

世界ランク7位の日本は、6月5日午前0時に同9位のオランダ戦で開幕する。

 新主将に就任したアウトサイドヒッター(OH)の石川真佑(ノヴァーラ)、シニア代表デビューの18歳・秋本美空(みく、姫路)、大同生命SVリーグの24~25年シーズンで日本人最多得点を挙げた佐藤淑乃(NEC川崎)らが順当に名を連ねた。リベロの岩沢実育(みいく、埼玉上尾)は、OHで登録され、リザーブにはセッターの松井珠己(PFU)、OHの野中瑠衣(日本協会)が登録された。

 石川主将は「私は緊張よりも、世界を相手に自分たちがどれだけ戦えるのか、楽しみの方が大きい。ロスまでまだ時間はあるけど、(再出発の)1年目からすごく大事。VNLや世界バレーは自分たちがどれくらいの位置にいるのか、把握できる大会だと思うし、試合を重ねるごとに成長していける大会にしていきたい」と意気込んでいた。

 ◆NL1次L第1週のメンバーは以下の通り。

【セッター】関菜々巳、中川つかさ

【OH】石川真佑、和田由紀子、佐藤淑乃、深沢めぐみ、秋本美空

【ミドルブロッカー】荒木彩花、島村春世、山田二千華、宮部藍梨、

【リベロ】小島満菜美、岩沢実育※OH登録、西村弥菜美

【リザーブ】松井珠己、野中瑠衣

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