【宝塚記念１週前】栗東滞在ローシャムパークが６ハロン７５秒２の猛時計　池添謙一騎手「思ったより我慢利いた」
池添謙一騎手が騎乗して併せ馬を行ったローシャムパーク（カメラ・高橋　由二） 画像（1枚）

◆第６６回宝塚記念・Ｇ１（６月１５日、阪神・芝２２００メートル）１週前追い切り＝６月５日、栗東トレセン

　栗東滞在中の重賞２勝馬ローシャムパーク（牡６歳、美浦・田中博康厩舎、父ハービンジャー）が池添謙一騎手との初コンタクトで、ＣＷコースで６ハロン７５秒２―１１秒３の猛時計を叩き出した。僚馬のリチャ（５歳３勝クラス）を４馬身追走。

軽快にペースを刻み、４角では外から並びかけた。強めに追われると鋭く脚を伸ばし、４馬身先着した。

　美浦から駆け付けた田中博調教師は「リズム良く見えました。結局は折り合いですからね。初コンタクトですし、そこの確認をしました。動きは十分で、狙い通りの１週前追い切りでした」と手応え十分。「（前走の）オーストラリアの検疫、調整を経て、大人になった感じです」と成長を評価した。

　池添騎手は「口向きが難しいところがあると思っていたけど、思ったより我慢が利いたし、いいイメージで終えられた」と好感触。「やっぱ重賞を取ってるだけあって、すごく大きい、きれいな跳びをする。（地下馬道の）トンネルに入ったときには息が落ち着いていたし、スタミナがある」と高く評価した。

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