9月に東京で行われる世界陸上(9月13~21日、東京・国立競技場)開幕まで5日で100日となった。同日は都内で「東京2025世界陸上100 Days To Go!」のイベントが行われ、陸上男子200メートルで昨年のパリ五輪代表の鵜沢飛羽(JAL)が取材に応じた。
今年3月に筑波大を卒業し、社会人1年目シーズンの鵜沢。5月3日の静岡国際の予選で20秒13をマークし、東京世界陸上(9月)の参加標準記録(20秒16)を突破。同31日のアジア選手権(韓国)では20秒12の大会新記録、自己ベストも0秒01更新して金メダルを獲得と波に乗る。「19秒台と、決勝で戦うっていうのも本当にもう不可能じゃない。現実的になってきているところだと思う。しっかり準備して本番を迎えたい」と末続慎吾が持つ日本記録(20秒03)更新もばっちり視野に入れている。
東京世界陸上では、個人種目に加えて400メートルリレーでの目標もある。5月12日の世界リレー(中国)ではサニブラウン・ハキーム(東レ)らと共に予選で3走を走り、組1着通過に貢献。「リレーメンバーとして走って金メダル。