2025年度バレーボル男子日本代表チームの始動会見が5日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われ、パリ五輪代表の西田有志(大阪B)が、複雑な胸中をのぞかせた。

 昨夏のパリ五輪を終え、自身のSNSで代表活動を一時休養すると明言。

会見後、改めて胸中を話した。「プレッシャーは感じます。やっぱり代表活動しているところで自分が代表してないってなるとこれで合ってたのかなって常に思いますし、自分の中で葛藤はあります」と素直に胸の内を話した。

 それでも、さらなる高みに上がるための決断。リスクより変化を求め、自身は前を向いている。今月のネーションズリーグ、9月の世界選手権(フィリピン)にも出場しない予定だ。「世界と戦いたいっていうのはもちろんありますが、バレーボールを第一線で長く続けたいんですよね。この身長で。その場、その場で満足していいやではなくて、先を見据えて、自分のパフォーマンスが落ちない選手、いい時はいい、悪い時は悪い選手だったので僕は。だからそれを常にいいパフォーマンス。8割のパフォーマンスを出せたらいいじゃなくて、95パーセントのパフォーマンスを常に出せる選手になりたいと思う。そのキャパを増やして、クオリティーの高い選手に自分の中でもしなきゃいけないと思っている。

今を満足したくなっていうのが常にあります」と思いを伝えた。

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