全日本プロレスは5日、都内で18日の後楽園ホール大会で行う世界タッグ選手権試合の記者会見を開催した。
王者の宮原健斗、青柳優馬がDRAGONGATEの菊田円、KAIと2度目の防衛戦。
この選手権試合は、6・1仙台大会で初防衛した直後に青柳がチャンピオンカーニバルで敗れた菊田へ「このベルトに挑戦させてあげなくもないけど」と突きつけ「君が好きな選手を連れてきなさい」と挑発した。これに菊田はSNS上で「俺に負けた分際で勝手に名前を出すんじゃねーよ。 全日本プロレスファンは俺の尻が見たいのか?? だったら青柳優馬。お前が俺に土下座しろ」と下座を要求。青柳も「お納めください。全日本プロレスは菊田円様をお待ちしております」と正面、真横、後ろ三方向から撮影した土下座写真を即SNSにアップ。菊田は「なんて無様なんだ。まぁいい。平気で土下座を全世界に晒すような男に負けるわけがない。パートナーは決めた。やってやるよ。
こうした経緯を受けKAIが「おい、チャンピオン。お前らSNSで安い土下座してたけど俺らは直接この目で土下座を見ねえと正式決定はしねえぞ」と青柳に土下座を要求。青柳は「私、青柳優馬のクソ安い土下座でよろしければ、皆様にお見せしたいと思います」と土下座した。
それでも納得できない挑戦者チームは宮原にも土下座を迫るが拒否した。これに青柳は「このタイトルマッチ、もし我々が負けることがあれば、宮原健斗の髪を懸けて戦います」と勝手に提案すると、挑戦者チームは納得した。
さらに写真撮影の際には「お前もう一回机の上で土下座した方がいいんじゃないの」と青柳に土下座を要求。青柳も机の上で「挑戦してくださーい。お待ちしております!宮原健斗の髪かけます!僕の髪はかけませんが、宮原健斗の髪はかけます」と再び土下座した。
挑戦者の言いなりになる青柳に宮原は「何やってんのお前。土下座プラス何言ってんだ髪の毛って…ダメだこれ…不安だ…」と不安を表すと青柳は「戦う前から負けること考えるやつがあるか!勝てばいいんですよ、勝てば。勝ちますよ。
◆6・18後楽園ホール全対戦カード
▼6人タッグマッチ
斉藤レイ、青柳亮生、野村卓矢 vs MUSASHI、デイビーボーイ・スミスJr.、小藤将太
▼ゼンニチ本隊 vs バカの時代 10人タッグマッチ
諏訪魔、芦野祥太郎、田村男児、井上凌、ザイオン vs 佐藤光留、真霜拳號、宮本裕向、阿部史典、立花誠吾
▼ELPIDA vs 北斗軍 8人タッグマッチ
ライジングHAYATO、安齊勇馬、本田竜輝、綾部蓮 vs 大森北斗、羆嵐、他花師、タロース
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合
王者・吉岡世起 vs 挑戦者・“ミスター斉藤”土井成樹
▼世界タッグ選手権試合
王者組・宮原健斗、青柳優馬 vs 挑戦者組・菊田円、KAI
▼三冠ヘビー級選手権試合
王者・斉藤ジュン vs 挑戦者・鈴木秀樹