6月7日の東京7R・3歳未勝利(芝1600メートル=18頭立て)は、キューティリップ(牝3歳、美浦・戸田博文厩舎、父リアルスティール)が2番人気で勝利。騎乗した横山武史騎手はJRA通算700勝を達成した。
スタートはそこまで速くなく道中は中団で脚をためた。直線で外に持ち出し、鞍上が右ムチで懸命に鼓舞すると、力強く伸びてゴール前で測ったように差し切った。
実に5月11日のメトロポリタンS・リステッド(マイネルクリソーラ)以来、勝利から遠ざかっていた横山武史騎手は「約1か月近く勝つことができず関係者やファンの方にも申し訳ない気持ちがあって、僕自身、焦りもあったのですが、引き続きこうやってキューティリップでチャンスをいただいて勝つことができて本当に良かったです。これからどんどん調子を上げていって、明日の安田記念もいいパフォーマンスができるように頑張りたいと思います」と笑顔を見せた。