バスケットボールの女子日本代表は7日、愛知・豊田合成記念体育館で台湾との強化試合を行い、95―42で勝利した。1月にヘッドコーチに就任したコーリー・ゲインズ氏の初陣を快勝で飾った。

 第1クオーター(Q)は今野紀花(デンソー)、馬瓜ステファニー(サラゴサ)、35歳の高田真希(デンソー)、3年ぶりに代表復帰した33歳の渡嘉敷来夢(アイシン)、初代表で19歳の田中こころ(ENEOS)が先発。開始13秒で田中がいきなり3ポイント(PO)シュートを決めて先制した。続けて今野も3P。その後も得点を重ね、途中から出場した星杏璃(ENEOS)、藤本愛瑚(まこ、ENEOS)、宮沢夕貴(富士通)、初招集の中村ミラー彩藍(さら、ペンシルベニア大)も3Pを決め、29―11と圧倒した。

 第2Q終了時点での3P成功率は52%(13/25)とアカツキジャパンの持ち味を大きく生かし、55―18と台湾を引き離した。第3、4Qでも星、オコエ桃仁花(ENEOS)、中村が3Pを奪うなど、最後まで危なげないバスケを展開。好守も多く見せ、53点差をつけ新体制初戦を圧勝劇とした。

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