6月7日の東京9R・稲城特別(3歳上1勝クラス・芝2400メートル=12頭立て)は青葉賞4着のレッドバンデ(牡3歳、美浦・大竹正博厩舎、父キズナ)が単勝1・5倍の支持に応えて2勝目を挙げた。勝ち時計は2分24秒3(良)。
課題のスタートを決めて道中は3番手。直線は上がり最速の34秒0を繰り出して5馬身差で圧勝した。佐々木大輔騎手は「G2でいい競馬をしていたので、自信を持って乗りました。ゲートを出れたのは収穫ですし、かなりいい競馬だったと思います」と手応えを感じていた。
管理する大竹正博調教師は「菊花賞? 距離が延びていいので。このあとどういうローテーションを組んでいくか」と思案顔。ダービートライアルの青葉賞では0秒1差の4着とわずかに優先出走権に届かなかったが、牡馬クラシック第3弾に向けて、好スタートを切った形となった。