英BBC放送は6日、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏(50)に、チャールズ英国王からナイトの爵位が授与されると報じた。来週にも公表される見通しという。

ナイトになると「サー」の称号の使用が認められる。

 サッカー選手としての実績のほか、英国社会への貢献が評価された。

 ベッカム氏は2013年の引退までに、プレミアリーグのマンチェスターU、スペイン1部Rマドリードなどで活躍。国連児童基金(ユニセフ)の親善大使も務めている。

 英王室との親交は深く、03年に故エリザベス女王から大英帝国勲章を受けた。22年に死去した女王の弔問に訪れた際は12時間以上、市民と一緒に行列に並んで話題となった。昨年にはチャールズ国王の慈善団体の大使に就任した。

 ナイトの爵位は17年にノーベル文学賞を受賞した長崎出身の英国人作家カズオ・イシグロさんや、自動車のF1シリーズのルイス・ハミルトンさんらにも授与されている。

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