TBS系「THE TIME,」(月~金曜・午前5時20分)は18日、東北新幹線が17日に栃木県内で回送列車が動けなくなり東京―仙台間上下線でおよそ5時間も運転を見合わせたことを報じた。

 これは17日午前11時25分ごろ、東北新幹線で回送列車として走行中の新型車両E8系(7両編成)が加速できなくなり、宇都宮―那須塩原間で停車して車両点検をした影響で、東京―仙台間の上下線が運転見合わせとなった。

 JR東日本によると、回送列車は午前10時36分に上野駅を出発し、午後1時14分に盛岡駅到着の予定だったが自力走行できない状態になったという。後続の客が乗った列車2編成も、宇都宮―那須塩原間で停車した。この運転見合わせで東北、秋田、山形新幹線の上下計80本が運休し、計約5万4700人に影響した。

 このニュースを伝える際に総合司会を務める同局の安住紳一郎アナウンサーは「今年に入って、ちょっとトラブルが多いですよね」と不安を指摘。スタジオでは、東北新幹線では昨年9月に「古川―仙台」間を走行中に連結が外れ、約5時間停車。今年2月には「宇都宮―那須塩原」間、「新白河―郡山」間でパンタグラフの故障などで1日2回、運転を見合わせ。今年3月には「上野―大宮」間で走行中に連結が外れ約3時間停車した1年以内のトラブルを伝えた。

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