テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は18日、17日に全国65地点で猛暑日となり各地で熱帯夜となるなど厳しい暑さとなったことを伝えた。

 山梨・甲府では全国で最高の38・2度を記録するなど異例の暑さとなった6月。

スタジオでは気象予報士の片岡信和さんが18日に山梨、愛知、山梨、和歌山、福岡の5県で熱中症警戒アラートが発表されたことなどを伝え警戒を呼びかけた。

 片岡さんは、コメンテーターを務める元テレビ朝日社員の玉川徹氏に「この蒸し暑さ週末まで続きそうです。玉川さん、まだまだ続きます」と伝えた。これに玉川氏は「続くっていうか…情報番組とかニュース番組とか見ていると…他局のヤツだけど。梅雨明けた、みたいなこと言っているのがあるんです」とコメントすると、司会の羽鳥慎一アナウンサーも「ある」と同意し、玉川氏は「まさか…と思っているんですけど…ウチはそんなこと言うはずないよって…はい、どうぞ」と片岡さんに見解を求めた。

 片岡さんは「梅雨明けはまだされないです」と即答。羽鳥アナは「気象庁が発表しないだけでしょ?実質どうなんですか?生命をかけて言ってください」と迫ると「明けたような暑さにはなっています」などと片岡さんは答えた。さらに羽鳥アナは「あとで違うじゃないか…とか言わないから、どうですか?」と再び迫ったが「梅雨明けはしてないんです。だから難しいんです。それは来週、雨が降ってしまうってこと」などと片岡さんは解説した。出演者が「梅雨明け」を巡り片岡さんに矢継ぎ早に質問する展開にコメンテーターを務めるジャーナリストの浜田敬子氏が「片岡さんを責めるのやめてください」と突っ込むとスタジオは笑いに包まれた。

 これに羽鳥アナは「ごめんなさい、片岡さん悪いわけじゃない。

我々、暑さでイライラしている」と笑わせた。その上で片岡さんは20日から23日まで梅雨前線が伸びてくることを解説し「雨が降りやすくなる事もあります。来週は梅雨空が戻ってきて」と伝え「なおさら梅雨明け発表はしづらい」と明かすなど、気象予報士として現在の予報の難しさを繰り返し訴えていた。

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