◆第73回府中牝馬S・G3(6月22日、東京競馬場・芝1800メートル)追い切り=6月18日、栗東トレセン

 重賞3勝目を狙うラヴェル(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎、父キタサンブラック)は坂路を54秒2―12秒5。軽快なフットワークで駆け上がった。

 1週前にCWコースで6ハロン78秒2―12秒7と、しっかり負荷をかけており当週、軽めはプラン通り。「今週は暑くなると思ったので先週にやっている。前走も体調は良かったですが、1回使ってさらに毛づやも良くなった。具合はいいと思います」と福岡助手はうなずいた。

 昨年のエリザベス女王杯2着で、チャレンジCで牡馬を撃破。実績上位だが、トップハンデ56・5キロよりもカギになるのが馬場状態。「良馬場が条件になる」と週末まで好天が続くことを願っていた。

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