◆第61回関東オークス・Jpn2(6月18日、川崎・ダート2100メートル、良)

 グランダム・ジャパン3歳シーズン最終戦は、3歳牝馬14頭立てで争われ、単勝1・6倍の1番人気でクリストフ・ルメール騎手のメモリアカフェ(美浦・柄崎将寿厩舎、父ナダル)が、最後の直線で楽に抜け出すと、後続との差をぐんぐん広げて5馬身差をつけてゴールし、未勝利、1勝クラスに続く3連勝で交流重賞初制覇を飾った。JRA所属馬の勝利は13年アムールポエジーから13年連続。

勝ち時計は、2分17秒3。

 今年3月に開業した柄崎調教師はJRA重賞に先駆けて、交流重賞初制覇。ルメール騎手は17年クイーンマンボに続く当レース2勝目。

 2着は7番人気の名古屋のコパノエミリア(吉村智洋騎手)、3着は4番人気の船橋のプラウドフレール(張田昂騎手)だった。

 吉村智洋騎手(コパノエミリア=2着)「縦長の展開は想定内。操縦性のいい馬で、距離は大丈夫だった」

 張田昂騎手(プラウドフレール=3着)「もっと折り合って運びたかったが、外から他馬がくるたびに反応していた。それでも、最後までよく辛抱した」

 佐々木大輔騎手(クリノメイ=4着)「最初は砂を嫌がっていたが、ホームストレッチで落ち着いた。ダート適性はある」

 坂井瑠星騎手(クリノスワロー=5着)「スムーズに先行できたし、力は出し切れた」

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